
ひろさんの未踏の地、秋田へ。
ANAのスカイホリデーにて。

空港で出迎えてくれた なまはげ 。
そういえば、年末、”女露天風呂になまはげが忍び込んだ” なんてニュースがあったけ。

空港から鶴の湯まではエアポートライナー(要予約)で。
ここから宿まではだいたい2時間くらいの長旅。
今回は他に客もなく貸し切り。空港で時間が無かったので途中酒屋に寄ってもらい 鶴の湯温泉へ。
雪国というイメージから程遠く、地肌が見えるほど雪が少ない。
山裾あたりに立ち上っている霧。
次の便も無事に着陸できたのだろうか。。
空港から1時間ぐらい過ぎたところ。
筋状になっている霧。
こんな景色がまだまだ続く。
そしてウトウト。。ZZZ
国道194号を曲がって宿までは一本道。進むほど雪深くなる景色。鶴の湯温泉別館 山の宿を過ぎて更に奥へ。
国道までは殆ど雪がない。この曲がりくねった雪山道さえがんばることができれば空港からレンタカーでもいいかも。
山道の奥、雪に埋もれていた。
人里離れ、山懐に抱かれた一軒宿。
これが 鶴の湯温泉。
鶴の湯の由来は、怪我をした鶴が、その傷を癒しているのを、猟師・勘助が目撃したことから名付けたのが始まりと伝えられている。秋田藩の湯治場としてはじめられ乳頭温泉の中で最も古い宿。
写真 左 入り口では雪だるまがお出迎え。これでも例年に比べるとかなり積雪が少ないのだそうだ。
中 鳥居をトンネルにしてソリで遊ぶ子供達。鳥居にぶつからないでね〜。バチあたるぞぉ。
右 昔は殿様専用の温泉で、後ろの茅葺き屋根の長屋風の木造の建物は藩主の警護の武士の宿泊施設だった。
本陣と呼ばれ今でも三百五十年前のたたずまいそのままに保存され利用されている。各部屋には囲炉裏がきられ、休憩の他、宿泊もできる。
敷地内の川の左側に見える建物は、白湯・黒湯・中の湯・滝の湯。それらに囲まれて混浴露天風呂 鶴の湯がある。
女性専用露天風呂大白の湯もある。
宿泊用の棟も幾つかあってそれは川の向こうだったり、渡り廊下でつながっていたり、廊下の向こうに内風呂があったり。。。
探索するのは楽しいが、迷子になるぅ。。。って私だけ?
事務所で注文すると、本陣で食事ができる。連泊宿泊者がお昼ご飯に利用していた。
セーターにジーンズ姿の私達の方がこの場にそぐわない。どてら姿であぐらをかいている方がしっくりくる。そんな雰囲気。
初めての場所なのになんだか妙に落ち着くこの感じ。懐かしい感じ。日本人でよかったぁ。とつぶやいてしまう。何でかなぁ。
。。。”秘湯と呼ばれるも人の手が入らないと雑にかわり、入りすぎれば郷愁を失う。湯守りの手によって守り継がれた宿”(パンフレット抜粋)。。。
自販機もあるが、これも昔からのものだろうか?
事務所(受付)の横ではビールやジュースが水冷中。
入り口近くには喫茶店もある。ここでも軽食が食べられる。
ここは送迎バス待ちらしい日帰り入浴者で賑わっていた。
事務所のあたりから入り口をみたところ。
小さな集落といった趣。
事務所に隣接した1号館から川を越える渡り廊下を行くと宿泊棟の一つ、東本陣がある。
東本陣一番。一部屋には囲炉裏がきられている。
電気はあるが、TV無し、冷蔵庫なし。もちろん携帯も圏外♪
夜の鶴の湯温泉。
ちょっとピンボケ。

写真では分かりにくいが温泉は外なので、どてらは足首までと長く、足元は長靴というスタイル。悩んだ挙げ句、どてらの上から帯びを巻いてみた。


夕飯の時間を遅くずらしてもらい、敷地内を探索。
本陣前の小さなかまくらに火が灯っていた。
夕食時間をずらしたため、混浴露天風呂も貸し切り状態。この薄暗さと乳白色の湯と、この湯気で何にも見えない。露天風呂の奥の方に女性専用の脱衣所があり、奥から湯に浸かって移動してしまえば人目も気にならない。。。 かも。


昼間の鶴の湯。
パンフレットより。
内湯の一つ。中の湯はこんな感じ。
黒湯。白湯は、女湯・男湯・女湯と並んでいる。いちいち着替えて移動するのが面倒らしくバスタオル一枚で建物の外を移動するおばさま達。目を点にしている私に”一緒に行く?”って。。。えっと、敷地内とはいえ屋外をその格好で歩くんですか?。。。
この勢いで露天風呂まで走って行きそうな彼女たち。恐るべしオバタリアン。。。



お腹ペコペコで部屋に戻ったら、宿のおいちゃんが1時間かけて囲炉裏でじっくり岩魚を焼いて待っていてくれました。曲がったしっぽは焦がさないためかしらん。ふわふわで美味♪
山の幸がお膳にあふれている。とても食べきれず、数品は夜食用に。


秘湯の後は 秘湯ビール♪
右上の写真のお団子にはご飯が詰まっている。茸あんかけ仕立て。
お蕎麦。昼間のお蕎麦もそうだったけど、今回もタヌキ蕎麦。
このお膳にもきのこ料理。こちらは舞茸。



これ、珍しいでしょ?
岩魚のお刺身。釣れたての岩魚。臭み全く無くしまった身。旨い。
岩魚の骨酒。3合だと岩魚も入ってくるってことでチャレンジ。片口でくるかとおもったら蓋付の大きな皿になみなみと、しかもお玉でコップに注ぐ飲み方で(笑)。
これも名物。山の芋鍋。慣れないとバランスとれなくてひっくり返してしまうということで、写真を撮るときだけ囲炉裏にかけてみた。
これで2人前!!えっと、胃袋にも限界が。。。



今回買った日本酒。福之友60。由利正宗山廃純米隠し酒。
さすがに骨酒3合のあとには飲みきれなかった。。。
窓の外は天然の冷蔵庫。



山の宿の朝ご飯。
日本酒が欲しくなるようなおかずが並ぶ。。。
宿を発つ前に掃除後の本陣の部屋を覗いてみた。
う〜ん。渋いっ。


鶴の湯からバスで田沢湖駅まで移動して、田沢湖駅からはこまち号で角館へ。
外はあいにくの天気。
雪ではなく雨まじり。これも温暖化?
角館駅前の交番もお洒落。
パンフレットのような雪景色を期待していたのに積雪全く無し。しかも冷たい雨がだんだん強くなってきている。。。。

280円で買ったジャンプ傘のスーパーの店先で売られていたきりたんぽ。
通りかかる観光客もまばらで干からびていきそう。。。
武家屋敷通り。この道幅も馬に乗った武士が往来していた当時のままだそうだ。
今は寂しい景色だが、春にはこの武家屋敷の黒塀越し沿いに450本もの枝垂れ桜が咲く。
みちのくの小京都と呼ばれる角館は元和6年に芦名義勝によってつくられた秋田藩の中では最も大きな城下町。その町並みは今でも殆ど変わらず、6軒の武家屋敷が貴重な所蔵品とともに公開されている。
中には、今でも生活をしている武家屋敷もある。
周辺には神社仏閣も多く、散策にはよいはずなんだけど。。。
冬期閉鎖中の所も多く、また年末年始と重なり時期が悪かったようで。。。。


青柳家。
日本最初の正距円筒図法による経緯線の入った日本全図、赤水図。ほかにも初版の解体新書も展示されていた。
庭先に展示されていた、角館で毎年9月に行われるお祭りに使われていた山車。

石黒家。
かもいに彫られた亀の模様(右)が照明によって左の壁に写るよう作られた。
母屋には現在も末裔が生活している。観光客のためにホッカイロが販売されているぐらい底冷えのする座敷。屋敷を守るのも人並みならぬ苦労があるのだろう。


通りには何軒か稲庭うどんやさんがある。そのうちの一軒 古泉堂。
お店の軒先にあった、昔の名残。
馬つなぎ石。
温かい稲庭うどん。つるっとした喉ごし。美味しい。

雨も降っているし、お茶でもしてのんびり。
またいつか来るなら 春かな。
咲き誇る桜を見てみたい。



角館からエアポートライナーで秋田空港へ。
ちょっと遅れがでている(まだ東京からの飛行機が着いていない)ということなので、仕方ない。空港内の杉のやへ。
小腹空いたのと、稲庭うどん冷たいのも美味しいよとメールをもらったので早速注文。
さっき食べたばかりだけど気にしない。
結局、50分遅れになるということで、
じゃあ 日本酒でも。
サイパンでのことがふっと脳裏をよぎる。
でも、
まぁ いっかぁ。
地鶏の卵とじをつまみに。
このあと、無事飛行機は飛び、東京へ。
これでひろさんの47都道府県制覇の夢がかないました。
今度は世界制覇か??
なんてね。